こんにちは、MIKA(@mika_pr_producer)です。
検索結果に表示される記事タイトルのなかから、「これだ!」と思うページをクリック。読み始めたけど、この記事じゃないかもと思い、すぐにまた検索結果に戻るなんてことありませんか?
実は、検索して、ページをみて、また検索に戻るまでの時間をドウェルタイム(Dwell time)とよび、Googleがユーザーの満足度を測る指標とも言われています。
ページをあまり読まずにすぐに戻ったのなら、満たされなかったと判断されてもおかしくないですね。いかに、自分ごとだと思ってもらい、そのままスクロールして最後まで読んでもらえるかがカギ。
この記事では、ついつい最後までスクロールして読んでしまうようなブログにするための、書き方のコツをご紹介します。
読んだ後には、すぐに活用できる書き方のコツを知り、ユーザーが読みすすめやすいブログが書けるようになります。
目次
ブログの書き方のコツ11選

1.『キーワード』を決めてほどよく使う
人間は見たいものだけ見ていると言われています。
検索で使う語句(キーワード)はまさに見たいもの、知りたいものであり、その瞬間はほかのどんなことよりも検索を優先しています。
読者が検索で使ったキーワードをあなたの文章のなかにちりばめることで、
キーワードが目につき、
「わたしは正しい場所にいるのね」
と、確信しながら読みすすめていきます。
キーワードを使う箇所は、タイトル、リード文、見出し、本文、画像のaltテキストなどありますが、乱用するのは避けましょう。
読者が読みすすめるときの快適さを優先してください。
あなたのブログを検索で見つけてもらうSEOの秘訣で『キーワード』について解説しています。
2.書く順番を決める
書きたい内容をどのような順番で伝えるのかによって、あなたのブログ記事に対する読者の納得度は変わってきます。
- 集客のノウハウを教えたい
- 最新コーヒーマシーンの使い方をレクチャーしたい
など、ブログ記事の目的を明確にして、何をどの順番で書いたらいいのか決めましょう。
おすすめは、先に答え(結論)を書いて惹きつけたあと、次に理由を伝えることです。
先に答え(結論)を言ったところで、「なぜ、そのような答え(結論)を導いたの?」という疑問が残ります。
あなたが実際に経験したこと、ブログのテーマに関連するひと/企業の事実に基づく情報など、あなただからこそ導けた理由を書いてあげることで、納得感が生まれてきます。
3.リード文にあなたの答え(結論)を書く
検索結果でクリックしてもらうために、
タイトルの魅力が9割
であるのなら、
クリックしたあとに読みすすめてもらうためには、
スクロールしないで見られる情報の魅力が9割
と言っても過言ではありません。
なせなら、あなたのブログに辿りついたとしても、スクロールしないで見られる範囲(ファーストビュー)に「探している答えが見つからなそう…」と判断すれば、すぐにさよならするからです。
ファーストビューを見たあと、読者が下にスクロールしてくれれば、第一関門突破!
リード文は要約文のこと
スクロールしないで見られる範囲には、ブログ記事の要約文を書きましょう。
2.書く順番を決めるところで全体像をつかんでいるため、要約文は書きやすくなります。この要約文を、リード文と呼んでいます。
答え(結論)を書く
リード文では、本文より先に、あなたの答え(結論)である“相手が得られること”を書くことで、読んだあとのHappyな未来を想像してもらうことが大切です。
わたしたちは、毎日たくさんの情報にふれています。
自分に適した情報を瞬時に見極める、まさに選択の連続。
そんななか、読者の問いに対して、あなたの答え(結論)がブログ記事の最後の最後まで読まなければわからないのなら、残念ですが、途中でほかのひとの記事を探して、知りたい欲を満たしてしまいます。
4.段落を作る
いよいよ、段落/本文になります。
2.書く順番を決めるで考えた内容ごとに、段落にして書いていきます。
改行
段落内の文章は、スマホユーザーが読みやすいように、目安として1つの文章の「。」で改行します。
スマホでみると、だいたい3行ぐらいがちょうどいいと思います。
句読点
1つの文章に句読点が何も使われていないと、読みにくくなります。
適宜、句読点を入れてあげて、読者が理解するときに負担の無い書き方にします。
ひらがな
ついつい漢字を多用しがちですが、漢字だらけの文章も読みにくいものです。
適宜、漢字をひらがなにしてあげて、読者が理解するときに負担の無い書き方にします。
5.文章を装飾する
画面いっぱいに、真っ黒の文字だらけだったら?読む気もだんだんなくなりますね…。文章を飾り付けてあげましょう。
箇条書き
下記のように「・」や、数字、アルファベットなど、文章の前につけてあげることで、すっきりと簡潔になり、読者に伝わりやすくなります。
例)
- 集客のノウハウを教えたい
- 最新コーヒーマシーンの使い方をレクチャーしたい
文字の色(赤・青など)
黒い文章のなかに、赤や青などの色をつけることで、強調したいことが伝わります。
文字のうえに色で網かけ
お使いの管理システムで使えるのであれば、蛍光ペン/マーカー機能で、文章に色で網かけして、目にとまりやすくします。
太文字
文章を太文字にすることで、さりげなく伝えたいことを強調することができます。
下線
文章の下に線をひくことで、強調したいことが伝わります。
表
比較して欲しいことがいくつもあるのであれば、文章で表現するより表のほうが、断然伝わります。
文章の装飾での注意点は、装飾しすぎないこと。
目がチカチカして逆に読みづらくなってしまいます。
6.読者の心の声をカギ括弧「」で書く
相手に共感してもらいたい。わたしも常日頃思うことです。
相手に寄り添い、悩みを理解して、わたしになら助けてあげられると伝えることもひとつですが、1記事のなかで長々と書くと、なんだか押しつけがましい印象になってしまいます。
共感を感じてもらうファーストステップは、読者の心の声をそのまま書き出してあげることです。
こちらは例文です。
「なぜ、そのような答えを導いたの?」という、疑問が残ります。
MIKA
上記の文章は、読者の心の声を「」にそのまま書くことで、自分は読者の気持ちを理解し、読者側にいるよと暗に示しています。
「寄り添っている」と言葉にしなくても、「寄り添っている」ことを感じてもらえます。
7.偉人の言葉を引用する
書き手が、多くのひとや企業などの第三者から「あのひと/サービスいいよ!」と認知されていれば、それまで書き手を知らなくても、信用して読みすすめてくれると思います。
でも、せっかくあなたに専門性があるに、第三者からのお墨付きである資格取得やTV・雑誌などへ広くアプローチする認知活動はまだというひとも多いでしょう。
そんなときには、『偉人の言葉』を引用してみてください。
わたしはネット集客にPRの視点をもつことで、あなたが出会いたいお客さまと出会える(そしてWebサイトに集客できる)と考えているので、PRが素晴らしいと言ってくれる偉人を探しました。
1ドルしかないのなら、わたしはそれをPRに費やすだろう。
ビル・ゲイツ(マイクロソフト)
If I was down to my last dollar, I would spend it on public relations.
ビル・ゲイツが本当に言ってくれたのなら、すごくうれしい!(真偽は定かじゃないというひともいて…)
このように、あなたが伝えたいことを後押ししてほしいとき、権威のある偉人の言葉を引用することで、
- あなたの専門分野が人びとに求められていること
- 同時にあなたが高みを目指していること
も、間接的に伝えることができます。
8.見出しをつける
段落には見出しをつけることで、段落で何を話しているのかがすぐにわかるようになります。
自分が探している情報かどうかを、読者が判断するときに役立ちますね。
見出しもキーワードを意識して書いてみましょう。
あなたのブログを検索で見つけてもらうSEOの秘訣で『キーワード』について解説しています。
9.画像を挿入する
5.文章を装飾するでもお話ししましたが、文字だらけの文章は相手に負担がかかります。
リズムよく、読みすすめてもらうためにも、文中に画像を使いましょう。
商用利用できる無料の画像サイトはいくつかあるのですが、ひとつひとつのサイトで探さなくても、O-DAN(オーダン)を使えば、1度に複数のサイトをまさに“横断”しながら探すことができるのでおすすめです。
なにより、画像を適切に設定すると、『画像検索』からの読者を見込めます!
参考:無料写真素材が日本語で検索できる「O-DAN(オーダン)」
詳しくは、あなたのブログを検索で見つけてもらうSEOの秘訣で解説しています。
10.動画を埋め込む
あなたの動画でなくてもかまいません。
あなたが伝えたいことを、その分野で認められているひと/企業が、代わりに伝えている動画を使ってもOKです。(引用元を必ず明記)
ある調査では、1分の動画に、180万語の文字情報と同じぐらいの伝達力があったそうです。また、動画共有サービスWistiaは、「ユーザーは、動画のないページよりも、動画があるページの方が平均2.6倍もの多くの時間を過ごしてくれた」と言っています。(引用:Our Videos Dramatically Increased Our Visitors’ Time on Page)
ブログ内で長い時間を過ごしてもらうテクニックとして、動画を活用することもGOODです。
11.目次を作る
あなたがお使いの管理システムによりますが、段落ごとの『見出し』タグを設定しておけば、目次を自動的に表示させることができます。
ポイントは、段落/本文が始まる前に、目次を見せてあげることです。
あなたが書いてることのなかには、読者が既に知っていることが含まれているかもしれません。
そのような方向けに、知りたいところから読めるように目次を作ってあげましょう。
ブログは“没入感”で読みすすめてくれる

ブログの書き方のコツ11選をおさえることで、読者は少しづつあなたのブログの世界に入り込んでいき、知らぬ間に没入感を抱くことで、最後まで読みすすめてくれます。
事件の真相がなんとなく最初にわかってはいるものの、最後まで読んでしまうサスペンスのように、
- あなたの答え(結論)を先に伝えて、
- あなたの答え(結論)を導いた理由で納得感を感じてもらい、
- 書き方のコツをおさえて注目を惹きつけたまま、
ブログのエンディングまで読者をお連れしましょう。